私が生まれた時の記憶

プロフィールにも挙げているように

私はさかご(逆子)でした。


今では、予定日よりかなり前から

さかご=帝王切開

というのが常識!?


それくらい

分娩中に

へその緒が先に脱出して

赤ちゃんが酸欠状態になる

↓↓↓

即、いのちの危険や脳へのダメージ

につながるからです。


できれば ”した” から産みたい

というのは、今も昔も変わらず

私の母もその一人でした。


さかごを揉んで治す…

(外回転術といいますが

腹壁の外から手を当てて赤ちゃんの向きをひっくり返す方法)

が上手な産婆さんのところへ行き

そのまま、陣痛が始まり出産


その時の感染が元で、

産褥熱(母体に感染が起こり、高熱や意識障害が起こったそうです)

母は、1か月も生死の境を彷徨い

私は、未熟児と呼ばれ 保育器の中へ



退行催眠を受けた時

この出産シーンの追体験をしました。


①陣痛は、とっても息苦しい

周期的に来る呼吸困難や全身の圧迫感は 恐怖心につながりましたが

不思議と”臨場感”より”映画を見ている感じ”で感情的にならずに済みました。


②いよいよ出産!

足を引っ張られる感じがリアルでびっくり!

骨盤位分娩の娩出法のまんまを赤ちゃん側から体験

これも意外と、するん‼って感じだった


③そのあと、まぶしくてカチャカチャうるさいところ

とても冷たい感じの場所から透明な箱に移されて

その中でも

思いっきり泣いているけど、自分の声が反響してくる

合間に、遠くから女の人達の話し声が時々...

(多分 病院スタッフの声⁉)


④とってもマイペースなうちの祖母登場‼

全身とっても小さくて 赤黒い やせっぽちの私が

手足をバタバタしているのを見かねた彼女は

新生児室に侵入し、保育器を開け

自分の前掛け…今でいう、エプロン

に私を乗せハンモック状態であやして

看護婦さんに怒られる

↑↑↑

これは、事実と合致

母から聞いていたことが、より鮮明に映像化される

とっても 深い安心感を覚える


⑤別の日  新生児室の外でぼーっとこちらを眺める父

不思議と周囲の人の気持ちまで読める...

父となった自覚でもなく

遠くで泣いている私に対する責任感でもなく

想定外のことに対する 戸惑いのような

どうしたら良いかわからない感じ


人間って

生まれたての赤ちゃんという立場で

こんなにも多くのことを感じ記憶する

この時の、素直な感想です。



・自分が勝手に作った妄想

・思い込み

・こじつけ

いろいろと 思われる方も多いかもしれませんが

私は、誰もがみんな

こんな風にたくさんの経験の中から感じたことを

記憶の中にずっとしまい込んでいると思います。

 

幼ければ 幼いほど

受け身で 訴えるすべもなくて

こころの傷となっていることも

少なくないと思います。


だからこそ

小さな存在に対する接し方は

注意を払っています。


ひとりひとりの心の中の

小さなひっかかり

こだわりこそが 

楽に生きていくための大切なヒントだと


もし、

幼いときに辛い思いを経験しても

いつからでも

フォローはできる!

家族の愛情で 軌道修正は可能です。



自分のこと

家族のこと

気になっていることは

ひとりで悩まず 即 行動しましょう

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